機能食品通信078号

今回のテーマ

・『機能性表示食品の制度説明のための出張セミナー(勉強会)』でお客様に弾みがついた事例

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 機能食品研究所、梅田です。いつもお世話になっております。

先月号の【お客様と統括医・専門家の先生を交えた打合せ】【三重大学までの交通手段】というお話について「計画書の骨子となる仕様書作りの仕上げの時点で三重大での打合せですね。ちょうど聞こうと思っていた所でした。」「仕様書がA4サイズ4枚で構成されている事、修正・加筆による意思疎通がしやすいですね。」「『お客様の商品開発への情熱』と『先生の専門家としての15~40年のご経験』が同じ場所で出会われて『熱く輝く何か』が発生という話、興味深く読みました。」「三重大学までの所要時間と交通方法が具体的にイメージできました。東京駅から約3時間、意外と早くに着けますね。」という、暖かいお言葉をいただきました。ありがとうございます。いつも励みになっております。

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『機能性表示食品の制度説明のための出張セミナー(勉強会)』で弾みがついた実例

展示会の会場にて行ったプレゼンテーション。

 あれは2年前(2014年5月)、展示会『ifia(アイフィア: 国際食品素材/添加物展・会議)・HFE(エイチエフイー: ヘルスフードエキスポ)』で展示パネルを出させていただきました時の事です。3日間の会期の最終日の午後に1度、ステージ上の大画面の前で10分間のショートプレゼンテーションをさせていただきました。内容は『臨床試験の種類と実施の流れ』についてです。プレゼンをご覧いただいた方が後ほど弊社展示パネル前にお立ち寄りくださいまして「梅田さん、臨床試験の種類と実施の流れは分かったけど、メーカーとしては臨床試験結果を具体的な販売促進にどのように活かすかまで興味が有る。」とご質問してくださいましたので、実例を使って丁寧にご説明させていただきました。

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 そして1年前(2015年5月)の同展示会の話。この年は会期の3日間とも展示ゾーン付近のスクリーンにて各10分間のショートプレゼンテーションをさせて貰える枠をいただきました。パンフレットに掲載される演題の締切日が迫っている時、私は社内の自分の机にてペットボトルの水を飲みながら考え事をしておりました。何を喋ろうかしら、どんなスライドを作ろうかしらと。ちょうど当時(2015年5月)は臨床試験結果等を具体的な販売促進に活かせる『機能性表示食品』の制度開始直後でした。きっと皆様のご興味の範囲であろうと思いまして『機能性表示食品の届出方法』の全般的なご説明をセミナー時間の9割、残り数分で弊社の本業である『臨床試験の種類』のご説明としました。なお、プレゼンテーションを行うゾーンから右横に3つ目が弊社展示パネルです。出来ればプレゼンテーションをご覧くださった方には、その足で弊社展示パネルにもお立ち寄りいただきたい。そこで、その展示パネルに大きく書いて有る「あなたの商品が機能性表示食品になる臨床試験は、こちら。」というキャッチフレーズ末尾6文字「は、こちら。」を抜いた「あなたの商品が機能性表示食品になる臨床試験」を演題としました。これなら、あのセミナーをした会社のパネルだと分かりやすいと思ったのです。

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 そして展示会当日。3日間とも多くの方々にご覧いただけました。お越しいただいた方々のうち【知り合いの方々】からは「梅田さんの演題をパンフレットで見て、これは会社の同僚の方々に聞かせてあげたいと思って6人で来たよ。」「臨床試験の話は少しに抑え、皆さんが知りたいホットな話題である機能性表示食品の届出に必要な情報の提供に注力したのですね。」「私が後で梅田さんに口頭で聞こうかなと思っていた機能性表示食品の届出に関する内容でスライドが構成されていたのに驚いた。まさにそれが聞きたかった。」「あっという間の10分間だった。このスライドを増やして90分とかにして、本格的にセミナーを開いてくれたら受講しに行くよ。」というお言葉・ご感想をいただきました。 

【その日が初対面だった方々】からは「プレゼンテーションの題目をパンフレットで見て、行ってみようと予定を立てて来ました。」「臨床試験屋さんの視点での機能性表示食品の説明が有ると知り、これは行かねばと思って来た。このプレゼンテーションは、たった10分程度。もっと詳しく聞きたいと思ったから後で展示パネルの所に行きますね。」というお言葉とご感想をいただきました。皆様からのご感想・アドバイスをいただけますおかげで弊社は新たなサービスの創出そして既存サービスの工夫を重ねる事が出来ております。誠にありがとうございます。

 そして今年5月18日(水)~20日(金)も『ifia(アイフィア)』にパネル出展いたします。今までは『産官学連携コーナー』での出展でございましたが、今年は新設された『機能性表示ユーティリゼーションコーナー』での出展でございます。今年も3日間とも10~15分間のショートプレゼンテーションの枠をいただきました。お話する内容は昨年の内容をバージョンアップさせたものを予定しております。ご招待状を来月号の機能食品通信に同封する予定でございます。皆様のご来場、心からお待ちしております。

セミナーを始めてみたら?という皆様の声。

 昨年の展示会にて3日連続で行いましたショートプレゼンテーションをお聞きくださいました複数のお客様から「機能性表示食品に関するセミナーを新サービスとして始めてみたら?」というご要望をいただきました。そのご要望をいただきました理由を聞いてみましたところ、『新聞や業界紙などで話題になっているため、我が社内の会議にて取り組もうかと話題がたびたび出る。その度に意外と皆よく制度を分かっていないため、話が進まない。』『社内のうち開発担当の自分1名だけでは届出書類の分量が多くて手に負えない。手伝ってくれる味方を増やしたいけど、そのためには全体像を的確に説明する必要がある。試しに消費者庁のガイドラインのURLを皆に伝えたけど皆それぞれ業務が忙しくて読んでくれていなかった。』『届出書類の内容の項目を見ると、安全性やら機能性やらの説明部分は臨床試験屋さんが熟知されている内容だと思うのですよ。だからそういう方が説明してくれるセミナーがあれば良いなと思う。』というお話でした。

そして出張セミナー開始。

 それらご提案をしてくださいました皆様に「弊社は三重県にあるのですが、やはり三重県開催ではなく東京の貸し会議室とかを時間借りして開催した方が良いでしょうかね?」と伺いました。すると「いや、会社の皆で聞きたいから、うちの会社まで来てくれれば会議室を借りなくて良い。そうすれば他社の方にうちの会社が機能性表示食品への取り組み自体を行っているという情報も漏れずに済む。」というご回答を多くいただきました。それならばお客様の所にお伺いしての出張セミナーを開いてみようと思い、先ずは税別5万円で始めさせていただきました。

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 この出張セミナーですが前日までの様々な準備、会場までの交通費や前泊が必要な場合は宿泊費、受講される皆様全員にお配りするA4サイズ50枚前後の資料印刷など、5万円を超えてしまう事もあります。そのため機能食品通信に初めてチラシを封入しました昨年11月号から今年2月号までは、三重県津市から会場までの交通費もお願いできればと『5万円+交通費』と表記しました。そして最近では数十名で受講していただく事が多くなりまして、今月号封入チラシからは『5万円+交通費+資料代(1名500円)』とし資料代もお願いしてございます。実の所言いますと、セミナー前日までの準備などの費用も考えますと未だ収支は厳しい時もありますが、お客様の会社が社内で誤った情報・認識で機能性表示食品への取り組みを進められていく事を防ぐお手伝いが出来るのであれば、もうしばらくこの価格設定で頑張らせていただければと思っております。

出張セミナーによりお客様に弾みがついた事例。

 出張セミナーを受講していただきました皆様からは「弾みがついたよ」というお話を多くいただきます。皆様から「我が社が取り組む機能性表示食品が何かが分かったよ。今のうちから取引先に『いま機能性表示食品を目指しています』とお話できるよ。お話するからには内容を知っていなければ取引先から突っ込んだ質問を受けたらどうしようと思っていたけど、これで自信をもって話せるよ。」「制度の内容と目的が分かったから、私は社内に良いアイディアをたくさん提案できそう。多分ね、今までは制度の全体像が分かっていなかったから、提案して進めて良いのだろうか?後になって思わぬ壁にぶつかったらどうしよう?と、後ろ向きだったよ。」「あの出張セミナーだけどウチの工場の生産担当の方も受講されてたのですよ。それで後日、開発担当の私の所にその方がやってきましてね『生産関連の書類は私がササッと書いてあげよう。出張セミナーで具体的な書き方例を見たから何を書けば良いかイメージを掴めた。』と手伝ってくれたのです。」「社内の皆でセミナーを受けて制度についての情報を共有出来て良かった。周りの皆さんが書類書きを手伝ってくださるのです。当初は誰も手伝ってくれないと不平をもっていたけど、何をどうやって手伝って欲しいというメッセージを発していなかったのが原因でしたね。セミナーがそのメッセージになったみたい。」というお話をいただき、今後の私の励みになりました。お声をお寄せいただき、ありがとうございました。

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 これからも皆様のお役に立つことが出来るよう工夫を重ねます。まだ機能食品通信の誌面ではお話した事はありませんが、出張セミナーの他に機能性表示食品の届出書類作成のお手伝い業務も行っております。ご興味いただけましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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