機能食品通信055号

■今回のテーマ

・ LINEスタンプを自作

・ おかげさまで10周年

 機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

 先月号は2号連続でお送りしました『測定チーム(弊社研究スタッフ・大学の先生・院生さんら)』の紹介記事の2号目でした。

「先ずは国語力が重要というアルバイトさんの言葉、ジーンと来ました。確かに読解力があってこその理解力ですね。」「梅田さんが聴診器でパソコンのハードディスクの音を聞きながら修理している光景が目に浮かびました。あ、いまカリカリと読み込む音がしているから角度そのままとか言う姿とか。」というお言葉をお寄せいただき、ありがとうございました。励みになります。他にも訪問先で初対面の方々から「通信、回覧しているので梅田さんの事を知っていますよ。」「緑色の通信、社内の壁に毎号誰かが貼ってくれているから読んでいますよ。」というお言葉、ありがとうございました。とても嬉しいです。

LINEスタンプを自作

■1年ぶりの作ってみました企画

 昨年5月号の機能食品通信では、プラ板に油性インクで絵を書き、オーブントースターで熱を加えると縮んでマスコットになるお話を書きました。特筆すべき点は、プラ板がインクジェットプリンタ対応のものを見付けたという事で、おかげで自作の根付を1個1個手書きでは無くプリンタで量産してフリーマーケットに出しましたというお話でした。その後、嬉しい事に毎月少しずつですが皆さんに買っていただけまして、昨年末に在庫僅少となり追加生産をしました。量産方法を確立してある事から慣れた手つきでの作業です。そして今月号は携帯電話のコミュニケーションアプリであるLINEのトーク機能(文字やスタンプと呼ばれるイラスト等を使ったチャット通信)のスタンプを作ってみましたというお話です。

■LINEスタンプが自作できるらしい 

 今年の2月下旬のある日、何となくインターネット上のニュースで【LINEのスタンプを自作して販売できる。】という記事を発見。「おお、これは面白そうだ、作ってみよう!」と、ワクワクしながら着手しました。 結論から先に申し上げますと、【健康診断 正常値】というスタンプを作ってLINEの販売登録に関する審査窓口に提出を完了し、現在審査待ちをしている所です。

■先ずは企画

 自作できるというニュースを見るやいなや、さっそくノートに、過去に自作したビーグル犬のキャラクターであるビーグル・ワンら3匹が笑ったり踊ったりしている絵を描き始めました。余談ですがビーグル・ワンの名前は海外SFドラマ 謎の円盤UFO の戦闘機『スカイ・ワン』からヒントを得て命名。ふと何となくTwitterなどでネット上の話題をみると、すごく絵の上手な方々が自作スタンプの準備を開始するぞと言っていたので、画力以外の何かで勝負せねば作って終わりの自己満足になってしまうと思いました。

 その夜、お風呂で湯船に浸かりながらノンビリと作戦を考えました。「うむむ~、私に画力が有ればものすごく楽しい機会なのに。」と、少し悲しい気分にもなりました。しかし気持ちを直ぐに方向転換。こういう時に私が思い出すのは「無いものを無い無いと残念がるよりも、現在手元に有るものを基に戦略を練るべき。」という言葉。これは私が大学院生の時にアルバイトをさせて貰っていた会社の創業者さんが教えてくださった言葉。さっそく自分が出来る事について色々と考えてみました。その結果、皆さんのお役に立つ情報発信、つまり豆知識入りのスタンプを作ってみようと思ったのです。私ですが色々な所で授業をさせていただく機会が有りまして、その時のスライドや資料には【要点を吹き出しで喋っている犬などの自作キャラクター】を入れております。そのバリエーションを増やす事にも繋がる一石二鳥なのです。近日、血液検査などの正常値についての授業をする予定がある事などから、第1弾はそれにしようと決定。

■専門家の先生にメール

 豆知識のスタンプ作成という方向性が定まりましたので、手元に有った絵を組み合わせて企画スライドを作りました。先ずは社内で回覧しましたところ、感触が良かったように感じました。

 次はいつもお世話になっている専門家の先生に企画スライドを添付したメールで「LINEスタンプが自作出来るというニュースが発表されていました。詳しいルールは未だ分かりませんが、1セット100円(40個の絵柄/1セット)で1つ売れる事に半額が入って来るらしいです。私としましては色々な分野の早見表・豆知識のスタンプを作りたく思っております。先ず1つ自力で作ってみますので、それが上手くいきましたら、ご報告いたします。その時はご支援のご検討いただけますと幸いです。」とお願いをしました。さあ、後は前進あるのみです。

■先ずはキャラクター作り

 自宅にビーグル犬が居るからという事で犬の絵をと思いましたが、何となく今回は猫にしました。

 先ずはOK・NG・保留や○×を作りました。会話でよく使いそうなものは入れておこうと思ったのです。

血液などの数値の会話で使うスタンプなので、上下や増減も作る事に。上下は指を上下に向ければ完了。しかし増減は、減った事が喜びに繋がるパターンも有れば同じ減るでも悲しみに繋がる事も有ると思います。よって増減は喜怒哀楽表現を抑え、目の形を矢印にして増減を表現する事にしました。ついでに上下も同じ目を採用。

■血糖値や血圧などの数値を入れたものを作成

 自作スタンプは40個で1セットという規定があります。

はい、血液・尿・血圧など40以上有りますね。第1段は何を採用すべきかに悩みまして社内の看護師さんらに相談し70項目ぐらいまで絞って貰いました。40個中、OK・NG等の意思表示等で10以上有るので残り30弱、そのうえ1つのスタンプに【血糖値 glucose 高いと糖尿病のリスク 正常値 ~110mg/dl(空腹時)】と入れたかったのですが文字が多すぎて視認性が悪いと分かりました。仕方なしに2つに分け、単位等削れる情報は削りました。一緒にお仕事をさせていただいている他機関のかたから「このスタンプを見て興味を持たれたかた用に、スタンプ内容の詳細説明をインターネット上に用意されては?」というアドバイスをいただいたのでその準備も並行して行いました。

■そして完成

 40個+紹介用画像等2個を完成させ、あとは登録をするだけ。4月何日から登録されるかは公表されていませんでしたので、毎朝公式ホームページをチェックして待つ日々。そして4月17日の晩、自宅で犬と遊びながら何となくネットを見ていたら受付開始の話題を発見「しまった! 今朝見た時は未だ開始されていなかったけど、昼頃もチェックする習慣にすべきだった。」と少し後悔。直ぐにパソコンをカバンから取り出し、登録完了。私が登録した自作LINEスタンプに割り振られた番号が2千番台だったため、数時間で2千件以上が登録されたと予想さ

れます。もしそうであれば審査順番2千件以上待ちです。大人気だなぁと思いながら審査結果を心待ちにしております梅田でした。

おかげさまで10周年

 2004年4月に機能食品研究所を設立し、今月で10周年となりました。10年間頑張る事ができましたのは、お客様のご愛顧をいただけました事と、三重大学をはじめとする各機関様のご支援・ご指導いただきました事、そして弊社を支えてくださったスタッフさん達のおかげでございます。これからも再現性の有る臨床試験提供のための努力を重ねます。

 何周年という記事を世の中で見かける時は、設立時の社会背景を振り返っているパターンが多いので、私も振り返ってみました。早速Wikipedia(インターネット上の百科事典)で2004年のニュース一覧を見ましたら【新紙幣発行(5千円札が新渡戸稲造から樋口一葉へ、千円札が夏目漱石から野口英世へと代わった)】や【マツケンサンバがヒット】【流行語が「チョー気持ちいい(北島康介)」「気合いだー!(アニマル濱口)」「・・・って言うじゃない。残念!・・・・斬り(波田陽区)」】【PSPの発売(プレイステーションポータブルという今年になっても新作ソフトが出ている息の長い携帯ゲーム機)】などが有り、「懐かしいなぁ」と思い出に浸りながら読み進めました。そう、大掃除などで昔の新聞が出てきて熟読してしまうが如く黙々と読む梅田。ふと我に返り「こんな夜中に何をしているのだろう。明日がこの記事の締切日なのに・・・。」と時間のロスを嘆きながら執筆を再開した梅田でした。

  最後のページまでお読みいただき、ありがとうございました。

    差し支えが無ければ回覧いただけると幸いでございます。

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