機能食品通信046号

  今回のテーマ

・ 展示会の裏舞台、お見せします。

 機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

先月号の『実はそれ、ぜんぶ三重なんです!』というポスターに関する記事に「三重に興味がわきました。」「今年の夏は三重県に観光に行こうと思います。」というコメント、他にも「展示会、行きますね。」「暑いので熱中症に気を付けてね。」のような展示会関連やお心遣いのお便りを多数お寄せいただきました。ありがとうございます、とても嬉しいです。

展示会の舞台裏、お見せします。

 7月10日(水)~12日(金)の3日間、東京ビックサイトでの展示会「インターフェックス ジャパン」に出展いたしました。今年も数多くの方々にお立ち寄りいただけました事、とても嬉しいです。

そして8年連続で共同出展をしてくださいました万協製薬株式会社様(外用剤の受託製造をされています。)には、今年も数多くのお知り合いをご紹介していただきましたこと、誠にありがとうございました。今月号は、その舞台裏のお話です。

■ビデオの音楽【会期5日前】

 会場の通路は、東京駅の構内のごとく、来場者さんはサササーッと通り過ぎます。弊社はブースの前で立ち止まっていただく『きっかけ作り』のためにビデオを用いておりまして、その改良を行いました。昨年に作成したビデオの編集ファイルを開き、この1年で撮りためていた写真の中から、これだと思うものと入れ替え。テロップの言葉はシンプルな内容に修正。そして次は音楽です。今回はTVドラマ版「孤独のグルメ」のサウンドトラックの音楽を使わせていただきました。

 「孤独のグルメ」の漫画版については、機能食品通信14号(2010年11月 )にてご紹介しました通り、スーツ姿の主人公の男性が、見知らぬ飲食店に入る漫画です。どの話も、まず始めに入るお店を探し、メニューや周りのお客さんの食べているものを見ながら何を注文するかを考え、注文したものを「うまい」と食べるという流れです。私はこの漫画を読んでからというもの、お店でのメニュー選びが更に楽しくなりました。

 そしてその漫画のTVドラマ版が2012年1月から始まりまして、今年7月からはシーズン3(第3期)が放送中です。昨年のインターフェックスジャパンの直後、ネット上の報道記事で原作者の久住昌之先生が「『孤独のグルメ オリジナルサウンドトラック』はJASRAC登録無し。全曲著作権フリーです。映像演劇宣伝等にどうぞお使いください。コピーして演奏してYouTubeにでもなんでもあげてください。でもその際ボクに一本メールくれたら嬉しい。」とTwitterで発表されたという内容を読み、この1年間ずっと「ぜひ2013年の展示会で使用させていただきたい。」と決めていたのです。勇気を振り絞り、Facebookで原作者の久住先生にメッセージ(ファンレター)を送りましたところ、「良いですよ。」とご快諾いただけました。大好きな漫画の原作者の先生からお返事いただけた事が嬉しくて、天にも昇る気持ちでした。(この文章の掲載も、久住先生のご許可をいただいてあります。)

■荷物を発送する。【会期4日前】

 展示会会場に、『ブースの壁に飾るタペストリー』『配布するチラシ・パンフレット』『DVDビデオの再生機』『テレビ』を発送します。

 度重なる発送でボロボロになったテレビの箱をガムテープで補強しながら、数年前を思い出しました。7~8年前はブースの前で「食品・化粧品・ヘルスケア用品のヒト試験・臨床試験やっています。」と呼び込みの発声をしながらチラシを配っておりました。発声部分を自動化しようと思い、6年前(2008年)にビデオを自作。その後、お客様とブース内の机でお話をしている時、つまり私がチラシ配りをしていない時の方がビデオの前に人が集まる事を知り、チラシ配りを止めました。弊社の場合ですが、ちょっとチラシだけ持って行きたいという方々にとって、私が居ると『他にも色々なブースを観たいから、話しかけられたくないなぁ。』と思われるのかもしれません。色々と聞きたいかたは、お客様から話しかけてくださるので、良い意味でじっと待つ作戦にしました。

■設営をする【会期1日前】

 会期は毎年水・木・金曜なので、火曜日の午後は東京ビックサイト内でのブース設営です。先ずは、周りのブースの方々にご挨拶をしてまわります。その後、慣れた手つきで万協製薬のスタッフさんと荷物の開梱・壁にパネル&タペストリーを掲示・テレビ&ビデオ設置・展示物を行います。最後に通路を歩いて見え方をチェックし、清掃をして完了。 

■朝の梅田・晩の梅田【会期中】

 朝10時から開場なのですが、私は原則として8時台にはブース内に居ります。その時間は東京ビックサイト内のコンビニが空いているのです。時間に追われる事なく『水3本』と『おにぎり4つ(朝食&昼食用)』を購入し、ひっそりと静まりかえった自社ブース内にてノートパソコンで仕事をしながら『おにぎり2個』をモクモクと頬張ります。開場30分前頃になりましたら、ブース内の2つのビデオの再生を開始(弊社ビデオ&万協製薬様ビデオ)。その頃になるとブース出展をされている会社さんが「はじめまして。御社は臨床試験されているのですね。チラシ貰いますね。」「今年も会いましたね。お元気でしたか?」「10時になると持ち場を離れられないから、今のうちにご挨拶をば。」とお声がけしてくださったりと、賑やかになります。また、初日・2日目の閉場後30分間も出展社さんが帰りがけに寄ってくださるので、私は早めに来て遅く帰る事にしております。

■昼の梅田【会期中】

 お立ち寄りくださる方々は、色々な目的が有りますので、どの方にもスムーズにお応え出来るように準備して待ち構えております。

具体的に、どんなお話が多かったかという例をご紹介いたします。【「急いでいるのでチラシだけ欲しい。」→チラシと名刺をお渡しします。】【「少し話を聞きたい」→立ち話でヒアリングします。】【「もう少し話を聞きたい」→ブース内の机で冷たいお茶を飲んでいただきながらお話します。】【「一度、来てくれない?」→ご訪問のお約束をします。】【「医薬品の評価が出来る所を知りたい。」→弊社と提携していただいている『みえ治験医療ネット様』のパンフレットをお渡しします。】【三重県のメディカルバレー構想・ライフイノベーション総合特区について知りたい→該当するパンフレットをお渡しし、三重県庁様が出されているブースの場所をご説明。】【「動物試験が出来るところを知りたい。」→動物試験の概要説明と動物試験会社(日本バイオリサーチセンター様)の連絡先が載っている機能食品通信20号を手渡しします。】

このように、みなさんの貴重なお時間を無駄にしないように、入念な準備をしておりますため「サッと聞けてよかった。」「的確な資料を即座に貰えて良かった。」等、お褒めのお言葉をいただきました。

■来年のブース場所の確保【会期2日目】

 開場入り口付近には、来年のブース出展の申込窓口が有ります。ああ、毎年有りますなと思いながら見ていたら、今年は壁に巨大な会場配置図が貼ってあって、その場で場所を決定出来る様子。まさに早い者勝ち。

その事を共同出展していただいている万協製薬 松浦社長にお伝えしたところ「すぐ申し込もう。梅田君、先に行って場所を押さえて来てくれるかい?」とご提案いただき、さっそく人通りが多そうな角を仮確保。仮確保した場所を関係者の方々に明確にお伝えするために会場配置図を指さして写真撮影する梅田。公平性を期すために窓口まで行って申し込んでの確保確定である事を松浦社長にお伝えしましたところ、走って駆けつけてくださり契約書完了。

申込窓口から自社ブースへと走って戻る最中、松浦社長に「お忙しいなか、ご足労をおかけいただき、ありがとうございました。即座に対応いただけて嬉しいです。」とお礼を述べましたところ、「時間をかけるべきは教育。教育は時間をかけるべきだと思う。それ以外の事は、直ぐ決められる事は直ぐ決めれば良いと思ってるよ。」と笑顔でおっしゃっていました。

最終日の晩、撤収作業を終えて宅配会社さんに荷物を引き渡し、さて帰ろうと歩き始めて何となく来年の会場配置図を見たら『ほぼ満杯』。

直ぐに決められる事は直ぐに決める事の重要性を実感しました。

   最後のページまでお読みいただき、ありがとうございました。

    差し支えが無ければ回覧いただけると幸いでございます。

Pocket