機能食品通信034号

  • ■ 今回のテーマ

・インターフェックスジャパンでの梅田監督の華麗(?)な舞台裏、大公開

機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

皆様から「指し棒への思い入れが伝わってきました。」「レーザーポインタをスターウォーズのライトセーバー(光の剣)に例える所が梅田さんですね。」「論文投稿と学会発表の流れ、参考になりました。」「倫理委員会の申請書を出してから承認を得るまでの1ヶ月の有効利用法、なるほどです。」というお便りをいただきました。皆様の暖かいお言葉、励みになっております。ありがとうございます。

 論文投稿と学会発表の流れにつきまして、お客様から「その学会の会員でないと投稿や発表出来ない事が多いので投稿規定・発表規定を必ずご確認くださいと明記しておくと良いよ。共著者全員の年会費だけで費用がかさむからね。」というアドバイスをいただきました。ありがとうございます、確かにその通りでございます。さっそくホームページ上のバックナンバーに、その旨を追記いたしました。皆様から「こうすると、もっと良いかも。」とか「こういうサービスや書類を提供してくれたら良いな。」というご要望をお寄せいただけます事、幸せに思っております。弊社はお寄せいただきましたお声のおかげで、様々なサービスを進化・創出する事が出来ております。ありがとうございます。

インターフェックスジャパンでの

梅田監督の華麗()な舞台裏、大公開。

6月最終週の水~金曜の3日間、毎年恒例の行事であるインターフェックスジャパンでの展示会に出展しました。今年も数多くの方々にお立ち寄りいただけました事、とても嬉しいです。

 そして7年連続で共同出展をしてくださいました万協製薬株式会社様(外用剤の受託製造をされています。)には、今年も数多くのお知り合いをご紹介していただきました事、誠にありがとうございました。5年前のインターフェックスジャパンの帰り道に松浦社長様から教えていただきました「商売というのは牛のヨダレのようなもので、出し続ける事に意味がありますよ。(機能食品通信10号参照)」というお言葉のおかげで、今年も多くの方と再会でき新たなご縁にも巡り会う事ができました。さらに今年は、背面の壁を挟んだ隣が三重県薬事工業会様とみえメディカルバレー様の共同出展ブースでした。三重県庁健康福祉部様が中心となって展開されている「みえメディカルバレー構想」の一部として弊社も入れていただいております。この構想の根幹の1つである「NPO法人 みえ治験医療ネット様」と、そのNPO法人の常務理事の先生が教授をされている「三重大学大学院 医学系研究科 臨床創薬研究学講座様」には、弊社創業時からご指導・ご支援をいただき続けており、内科分野の統括医や安全性アドバイザー、統計アドバイザー、倫理委員会申請書の内容確認をお引き受けいただいております。

 さて、その展示会ですが、初日8時間、2日目8時間、最終日7時間の計23時間あります。お知り合いの方々から「元気だった?」「久しぶりだね。」「招待状ありがとうね。」とお声がけ戴いたり、商談机で冷たいお茶を飲みながらお話させていただく事により、梅田の心に「毎年の努力で素晴らしいご縁が広がっています。今年も頑張ろう。」という喜び由来の【気合い】がみなぎって参ります。その【気合い】を何に使うかと言いますと、【新しいお客様とのご縁が有るように、的確な行動をする原動力】にします。いつ、そのような素晴らしい巡り合わせのチャンスがあるか分かりません。そのため、トイレへの往復と、5分で済ます昼食以外はブース内に居る事にしております。でも、ご縁が有ると良いなぁというオーラが身体中からにじみ出ていると、何だか近寄りがたいと思いますので、ブースの少し奥で涼しい笑顔で立っております。

 私にとって展示会は2つの目的があります。1つ目は、既存のお知り合いのメーカー様とお会いする事。2つ目は、新しいお客様とのご縁が生まれるように自社PRをする事です。

 新しいお客様(初めて会うかた)とお話をする流れは以下の通りです。今年は、弊社のブースの前で立ち止まられたかたに、チラシをお渡しし「何かご質問等ございましたらご質問ください。」と言って数歩離れる事にしました。チラシをお渡しした直後、もっとお話したいという気持ちを押し殺しながら少し離れ、涼しい笑顔で余所の方角を向いて立っておきます。相手のかたから「ちょっと聞きたいのだけど」とお声がけいただきましたら、質問された内容に的確にお答えします。弊社の特色を述べたいという気持ちは我慢し、相手の方の質問への回答に専念します。この時点で新しいご縁が成立と思っております。相手のかたの名刺を頂戴していなくても、記憶の片隅で覚えていただければ、後日お問い合わせが有るかもしれないからです。「もう少し、じっくり詳しく聞きたい」と言っていただいたり、そんな雰囲気が感じ取れましてから「よろしければ、こちらの席でお話させてください。」とブース内の商談机にお招きしました。この商談机では、評価可能な項目についての他、以下のようなお話が多かったです。

【会話 その1】 お客様「学会発表や論文投稿の原稿作成や申込みとかもお願い出来る?」 梅田「はい、できます。」 お客様「企画から発表まで全部任せられるのは便利ですね。」

【会話 その2】 お客様「雑誌広告用の文章・図表の案の作成もお願いできる?」 梅田「はい、お任せください。」 お客様「そんな事まで頼めるのですね。私は開発担当だけど、うちの広告担当も交えてお話を聞かせて欲しい。」 梅田「承知いたしました。各メーカー様毎に広告で使われる言葉や表記される内容のルールが違います。試験を企画される段階から広告担当のかたにもご同席いただき、ご意見をいただいておいた方が良いですね。」

ここからは、舞台裏の話です。一番の難関は初対面の方々に、弊社のブースの前で立ち止まっていただく【きっかけ作り】です。これには、かなり苦労しております。【食品・化粧品・ヘルスケア用品のヒト試験をやっています。】と、伝わらなければ立ち止まるものも止まらない。例年感じている事なのですが、皆さん歩くスピードが速い。例年、液晶テレビで10秒程度のビデオ(スライド&ナレーション)を繰り返し流し、「ヒト試験」という言葉が耳に届けば目的達成としておりましたが、更なる成果を得るためにもビデオを進化させる事にしました。白地に絵や写真が載ったスライド・・・いや、紙芝居と私のナレーションという従来のものも気に入っていました。今年はデザインを格好良くし、バックミュージックを追加する事にしました。6月の私はヒト試験の報告書作成業務がメインの業務。メイン業務に支障が出ないよう「1時間で作る」と決め、さっそく取りかかりました。 過去に撮影した写真を配置し、ここで音楽スタートとかテロップを入れるとか、ナレーションの音量調整などを、パソコンで行います。気分はまるで映画監督。幼い頃、祖父から8ミリビデオのフィルムをハサミで切り、つなぎ合わせたい別のシーンのフィルムに透明な粘着テープで張り合わせる編集方法を教えて貰った事を懐かしく思い出しながら、黙々と作業をしましたところ、あっという間の30分で完成。私の腕前うんぬんよりも、動画作成ソフトウェアの性能が良かったため、なんだか海外のニュース番組みたいなカッコいい動画が完成。気軽に写真・動画をデジタルで撮影し、コンピュータにより簡単に編集できるなんてすばらしい時代だなぁと実感。ちなみに昨年購入したMacに付属していたiMovieというソフトを使用。

 短時間でのビデオの完成に気を良くした梅田は、壁面に飾る展示パネルのリニューアルも計画。前々から、会場の照明が映り込みの心配が無い布っぽい素材のタペストリーを作りたいなぁと思っていたため、これは良いチャンスと着手。イラストレーターというソフトを使い、「①摂取 塗布」「②採血 測定」「③解析 発表」というヒト試験が一目で分かる3コマ漫画と、「食品 化粧品 ヘルスケア用品のヒト試験・食品試験・臨床試験」とだけデカデカと書いたデザインを作成。これならば、展示会会場で多くの方々の目に映るだろうと思ったのです。メールで入稿して待つ事数日、長い筒に納められて到着。私の腕前うんぬんよりも印刷会社さんの上質な印刷技術とタペストリーの綺麗な成形が良い感じを醸し出しており、大満足の仕上りでした。初めての注文だったので、その仕上りを確認してから同デザインの2つ目を発注。2つ目は展示会会場に直接届けて貰いました。

ビデオやタペストリーを、自分で企画して作る自分の姿に「私って映画監督みたい。梅田監督って良い響き(うっとり)。こういう道も有りかも?」という新鮮なドキドキ感を味わう事が出来ました。うっとりしながら心の中で、今回のビデオのスタッフロールを想像してみました。 【脚本:梅田幸嗣 撮影:梅田幸嗣 美術:梅田幸嗣 ナレーション:梅田幸嗣 監督:梅田幸嗣】 うむむ、これらの技術を全て磨くのは困難・・・というか妄想をしている時間があったら本業に精を出さねばと我に返る梅田。 ヒト試験(臨床試験・食品試験)受託会社の梅田は、今日も【ヒト試験の技術を磨くため】日々精進し続けております。 

連載「機能食品研究所は、なぜ10日で速報を出せるのか?」は来月お送りします。

回覧・印

 最後のページまでお読みいただき、ありがとうございました。

    差し支えが無ければ回覧いただけると幸いでございます。

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