機能食品通信031号

  • ■ 今回のテーマ

・フーデックスジャパンの見学をしました。

・工学部の先生が展示・発表をされます。(痒み計測機)

・機能食品研究所は、なぜ10日で速報を出せるのか?(第1回)

機能食品研究所、梅田です。いつも大変お世話になっております。

「(希望すれば)依頼メーカー側の担当者が測定現場で測定者になれるのも魅力ですね。」「機器測定は自分たちでやりたいから、それ以外を機能食品研究所に任せるという方法も有ると知れて良かったです。方法によっては、研究スタッフ付きのレンタル研究室のように思えますね。」「4月24日(火)の『ヒト試験企画から学会発表までの工程を、たった90分で疑似体験できる技術説明会』に、うちのスタッフが行くから宜しくね。」「イメージトレーニングの話、感心しながら笑いました。」「エッサッサが気になったので、(ネットで)動画を探して観ました。」というメール内の追伸・お会いした時にコメントをいただきました。暖かいお言葉、励みになっております。ありがとうございます。

フーデックスジャパンの見学をしました。

3月6日(火)~9日(金)に幕張メッセで行われました『FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展』の見学をしてきました。

ヒト試験をご依頼くださいましたお客様から「3月頭の展示会までにヒト試験結果の速報データを知っておきたい。」というご要望いただいた時にその名を知りまして、ネットで調べてみました。この展示会、アジア最大級の食品・飲料専門イベントとの事で、今年は約3000社(72ヵ国)が出展、今年で37回目(37年目)の歴史有るイベントとの事。私ですが、ちょうど関東での用事が有りました事から4時間ほど見学の時間が作れるので、見聞を広げるために行く事にしました。

そして当日、海浜幕張駅から徒歩15分で幕張メッセに到着。『着いたら入り口まで入場券を持って行ってあげるよ。』というお客様のご厚意に甘え、携帯で到着報告。入場処理を済ませ、そのお客様のブースまでご案内いただき皆様にご挨拶。多くの来場者さんが入れ替わり立ち替わりお立ち寄りになられていましたので、これ以上のお時間を割いていただいては申し訳無いと早めにご挨拶完了。そして次は、弊社が入って居るビルのテナントさんが出されているブースにご挨拶、そちらのご担当者様がFacebookに『出展します。』と書かれていたのでお伺いしようと決めておりました。その後も、知り合いのかたが出されているブースで1~2分ずつご挨拶をし、第一目的を達成。

次は第二目的です。改めて見渡してみると、すごい活気です。国内・海外の様々な食品・食材・飲料が並んでいます。展示だけでなく試食・試飲も賑わっています。幕張メッセの1~8ホールが入って居る建物を目一杯使っており、ものすごく広いのです。東京での次の用事に余裕をもって到着するためには、あと3時間で見学を完了する必要が有ります。計算すると1社あたり約4秒(3時間=10800秒。10800秒÷3000社=約4秒/1社)。右を見ては「おお、この新商品の食品、美味しそう。いつ発売だろう。」「海外ドラマで見た事が有るお菓子だ!」、左を見ては「調理前の原材料を初めて見た。迫力あるなぁ。」「その国で生まれた料理の調理実演だ、良いもの見たなぁ。あのトロリとした感触、美味しそうだな。」正面を見ては「その国で生まれた衣装を着て、カタログを配っている。旅番組の気分だ。」「世界中の食材が集まるマーケットを歩いている気分だ。」と、ウキウキ・ワクワク・感動しながら無休の3時間早歩き作戦を完了。

電車で次の予定に向かう途中「あ、1つも試食してない。見るのに夢中になりすぎた。」と気付き、しまったなぁと後悔した梅田でした。

工学部の先生が展示・発表をされます(痒み測定装置)。

3月のとある金曜の晩。仕事を終わらせ帰宅し、リラックスできる部屋着に着替え、コタツに入って愛犬の顔を見ながら晩ご飯の支度を待っていました。すると携帯電話がピピピピと鳴りました。私が院生時代から今に至るまでずっとお世話になっている三重大学工学部 野呂先生からのお電話です。ヒト用の【痒み測定装置】について、4/25(水)~27(金)に東京ビックサイトで行われる『 BIO tech(旧 国際バイオEXPO)』にご出展と、2日目(木曜)に口頭発表をされる事になったそうです。「梅田君、機能食品通信に招待券を入れたら『痒み測定装置』の宣伝になるかもしれないね。もし必要なら、詳細情報とか招待券発注の申込書を送ってあげようか?」というご提案をいただきました。私は「ぜひお願いします。」と即答し、通話終了。

電話の直後、コタツの中でウキウキしながら「どんな展示をされるのだろう?」「どんな発表をされるのだろう?」「4月発送の機能食品通信に、ご招待券を入れよう。」「今は金曜の晩だから週明け月曜にFAXかメールをいただき、直ぐに招待券900枚の取り寄せ注文をしよう。」と考えを巡らせていたら、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴りました。あれ、今日は宅急便が来る予定は無いし、町内会のゴミ収集当番も未だ時期では無い気がすると思いながら「は~い」とドアを開けました。すると野呂先生らしきかたが立っていらっしゃいました。今まで野呂先生の事を考えていたので幻覚でも見たのではと思いましたが、まぎれもなくご本人。「帰り道の途中で、梅田君の家の横を通れたから持ってきてあげたよ。郵便受けに入れるか、サッと渡そうとね。」との事で、いただいた手提げカバンには詳細情報と招待券のサンプルが入っていました。「すごく嬉しいです。ご足労いただき、ありがとうございます。」とお礼を言い、先生のお車をお見送りしました。

 家に入り、洗面所の鏡を見て気付きました。偶然ですが『灰色一色の長袖』と『灰色一色のズボン』という組み合わせで、灰色の全身タイツみたいな感じになっていました。台所に居た妻に向かって「ああ恥ずかしい。偶然とはいえ、この服装は変だ。でも、なぜか先生は驚いたご様子は全く無かったんだよ。」と話したら、妻は「いや、深夜に【痒み測定装置】の実験で工学部に行く時、上がオレンジで下もオレンジとか、上が赤で下も赤という格好で出て行ったのを何度か見たよ。私は変だよと何度も注意したけど・・・。この前、工学部の学生さんが見慣れたって言っていたから、野呂先生も既に慣れていらっしゃるのでは。」と言っていました。

そして今、この原稿を載せますねと野呂先生にメールとお電話をしたところ「服装のこと気付いていたよ。晩のくつろいでる、オフの時間用の格好だからねと思った。」という暖かいご回答をいただきました。

機能食品研究所は、なぜ10日で速報を出せるのか?(第1回)

 題名だけを見ると、10日で速報が出せるなんて、えらい簡単な商売をしていますねと言われてしまいそうですが、あくまで主要解析項目の数値・グラフによる結果の速報でございます。報告書の文章完成までは考察など何度も何度も練り上げる時間が必要です。

弊社は、2004年4月に起業しまして丸8年経ちましたが、お客様のほぼ全員が『速報を1日でも早くお知りになられたいというお気持ち』でしたので、質を保った状態での時間短縮を実現しました。実現と2文字で言うと簡単ですが、可能にするための工夫とチャレンジを繰り返した積み重ねの結果でございます。速報だけでなく、弊社の仕事の各工程で、同様の苦労話や創意工夫がございますので、順を追ってお話をさせてください。

 まず、今号は全体の流れについてご説明いたします。その理由ですが、先日、とあるお客様の所で全体の流れを紙に書いてご説明しましたところ「機能食品通信の過去号に『仕様書』とか『倫理委員会』とか『測定』のような単語や詳細説明が出てきていたから知っていたけど、流れとして並べて貰うと分かりやすいね。」とご感想をいただきましたからです。今回のお話のシリーズは、今まで機能食品通信の記事にした内容と重複する内容もございますが、改めて流れとして並べ前後関係などを意識した文章でございますので、お読みいただけますと幸いです。

流れは次の通りです。

 今号はここまでです。次号は仕様書と計画書の創意工夫や体験談です。

回覧・印

 最後のページまでお読みいただき、ありがとうございました。

    差し支えが無ければ回覧いただけると幸いでございます。

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